タローデパリとわたし - 死神と悪魔。

タローデパリとわたし - 死神と悪魔。

創作の日々です。それに伴い、デッサン的なものを練習しております。

わたしは美術とか、好きだったけど得意ではなかったし、平面に立体的に描くなんて高度なことは出来ません。が、創作に造形が必要で、そのためには、特に最初は、デッサンしてみたいのですよね。

頭の中のイメージを、描き出すって、ものすごく大変!!

練習の日々です。

わたしが小さいころ持っていたタロットカードの中で、わたしは死神と悪魔のカードが嫌いでした。でも、13と15と言う数字はどちらかと言うと、好きでした。

これらのカードの何がイヤって、絵面のイメージ。いまでこそ、例えどんなイメージだとしても、自分の感じるリーディングが出来るようになりましたが、当時は、イメージとは違う解釈を感じても、受けている人が絵面を見て、意識が逸れてしまう感じがしていたのです。

タローデパリのカードイメージの中で、従来のものと違ってものすごくしっくりくるのがこの2枚。

  

13 The Crossingと、15 Energy。

13という数字には、死と再生というキーワードがあります。それは肉体の死に限らず、なにかひとつの終わりがあるからこそ、新しい始まりに繋がるというメッセージが込められています。そこには絶望感などなく、むしろ変容へと続くチャンスの始まりでもあるのです。

15、従来のデビルのカード。タローデパリでは、悪魔 = 悪いもの、というイメージを払拭し、そこに善悪は無く、あるのはただ、エネルギーなだけ。エネルギーは、ある。それをどう使うかの見極めが、重要なんです。

小さいころは、15 デビルのカードのキーワードでもある欲望、誘惑、お金、性、詐欺、嘘、というものが、悪いもの、見てはいけないもの、見たくないもの、駄目なこと、というイメージと繋がりやすくて、難しかったですね。闇を観る勇気がなかったのもあるのかな。いまは、そこから目をそらさないことの大切さを感じます。

そしてその1、2か月後だったかな、アドバンス認定講座を受講しました。

ベーシック認定講座では、2日目のみ、ご一緒させていただいた方がいらっしゃいましたが、アドバンスは4名いらしたかな、知っている方も多く、和気あいあいと楽しんだ覚えがあります。アドバンスは、実践、実践、実践!こういったカードリーディングは、他にセッションやカウンセリングをしているかとか、講師的なことをしているか、まったくそうでないかで、だいぶ違うかなと思います。

でもこうして、どんどん実体験としての経験を積んでいくことで、それはその人のちからとなり、たからとなっていきます。わたしも最初の頃は、普通のリーディングよりも、カードを使う方がなんだか難しくて、大変だったかなー。いま思うと、いろんな失敗と言うか、反省点なんていくらでもあります。

でも、その体験があってこその、いまのわたしのリーディングがあるのですよね。なので、どんなカードリーディングでも、ヒーリングでも、ツールでも、学んだ人は是非、それで終わりではなく、どんどんその経験を積んでいくといいと思います。

そしてそれを、ある程度納得がいくまで続けて自分のものにすること。なんとなく面倒になって、その次の壁が怖くなって、次のおもしろそうななにかに移っていくよりも、ひとつのことを、ひとつのかたちとなるまで続けてみる。

なにひとつかたちにならないのは、壁があるたびにそこを越えずに、次こそは、こっちこそはと、新たな低い壁を探してしまうから。

なにが本当に自分に合うかなんて、ある程度のところまで行ってみないと分からないです。

で、ある程度自分でかみ砕くとこまで行く人は、自分のピンとくるものに焦点を合わせやすくなりますし、ただただ楽しいもの(楽なもの)、と、そこにチャレンジが必要だけれど、その先に自分の本当の意味での楽しさがありそうなもの、の、違いが分かるようになると思います。

ただただ楽しいもの、も、その一瞬の喜びを共有する感覚として楽しむのには良いと思います。そう言うのが必要なときもあると思います。が、例えばなにかに参加しただけで、その一時のマスターベーション的な嬉しさで、そこでさも自分がなにかをした気になるようなもの、なことも。

でもしばらく経つと、なにも動いていない自分に気付き、また次の『ワクワク』という刺激を求めるようなパターン。

そこに留まっていたいときもあると思います。

でも、いつまでもそこにいたいか、ですよね。

自分の現実を観て、そしてそんな自分の枠を超えていくために、積み重ねていく体験。それは本当に、一日にしてならずなことが多いと思います。そしていま自分が越えていく必要のある壁は、たいてい、ちょっと感情がわさわさ来るような、チャレンジなことが多いと思います。

一見無駄と思うようなお金と時間を要することも。でもそこに、違いだったり、自分の世界を見いだせるなにかがあるのだと思います。

さて、完全に話がそれましたな。

アドバンス講座を受講し、何度か練習会などにも出たりして、体験を積み重ねていきました。次はいよいよ、実践です。

つづく