オンナを生きるということ。その⑥

オンナを生きるということ。その⑥

さて。だいぶ時間が経ってしまいました。

その間いろんなことが起きて、なんだか続きを書こうとする意欲がわかなかったりもしたのですが。

このまま放っポッて立春を迎えるのはいかんなと思い、進めております。
ちなみに先日、前回の生理始まりのちょうど28日後に、今回の生理が始まりました。
おぉ、相変わらずピッタリですわ!

婦人科でのホルモン検査結果を待つ一週間は、いろいろと考えました。

妊娠なのか。

病気なのか。

ただの更年期なのか。

いろんなケースを考えたり、考えないようにしたり。

そうして一週間後、わたしはまたおっちゃんの前に座っていました。

オ『あのね~・・・ホルモンまったく異常なしだよー、だから、生理そのうち来ると思うよ』
ハ『え、妊娠はしてないですか?』
オ『してないよ』
ハ『ここ3日間くらい、ほんのちょっとだけ、出血があったんですけど、本当にちょっとで・・』
オ『そういうこともあるよ。でもホルモン検査の結果は全然異状ないから大丈夫!』

っはぁ~~~・・・・脱力しました。

・・・でも、このとき、ちゃんとおっちゃんに確認出来なかったことがありました。

検査のときには伝えていたのですが、最後にセ ックスした日付け。そこから血液検査をした日にちが、かなり短いということ。

それでもこの血液検査の反応は絶対なのか、確認したほうが良かったんじゃ・・・でも気付いたのはもうすでに帰ったあとで、それをもう一度聞きに行くのはどうなんだろう、、、と。

結局、もうしばらくして、再度自分で検査をしてみよう、そう思ったのでした。

そこからしばらくは出張出張で、諫早に行って東京に行って壱岐に行ったら再度諫早という、怒涛の仕事の流れだったのですが、こんなに出張が多いのに、全然生理が来ないのは、ある意味楽だな、、、とも感じ始めていました。

病気ではないらしい。

更年期では、あるのかも。

妊娠の可能性はまだ分からない。

そんな中、ふ、と、思い出したことがありました。

これは言うのどうしようかなーとも思ったのですが、夏に大好きな父方の伯父が亡くなったのです。

その伯父はとても素敵な人で、わたしがこの仕事を始める前に先祖を巡る旅を続けられたのも、彼がすべてお膳立てしてくれたというか、彼が巡ってきた先祖の土地の情報、彼が行けなかった先祖所縁の場所の情報も含め、まとめあげてくれたものをわたしに託してくれたおかげなんです。

その後伯父とわたしの母(歴史好き)とわたしで会って、情報を照らし合わせたりしながら、ひとりで、また、何度かは母や姉も共にして先祖の地を巡りました(ちなみに・・・父はまーーたく興味なしなので、あーそー、行ってらっしゃい!という感じなのでした(笑))。

そのおかげで近しい先祖のすべてのお墓を巡ることが出来ました。

そして遠い遠い先祖の歴史の紐解きが出来たのでした。

父の兄弟は4人で、今回亡くなったのは長男です。いま生きているのはもう、父のみです。そして長男の伯父だけに、男の子が生まれました。その男の子はつまりわたしの従兄にあたります。彼には娘がふたりいます。

伯父が亡くなったときに、従兄のお兄ちゃんと少し話をしていて、彼が - 養子をとろうかと思っている、と、わたしに伝えたのでした。

お兄ちゃんはまじめな好青年という感じで、小さいときから、優しく、の~んびりしているというイメージだったので、彼がそれを伝えてきたことはちょっとした驚きだったのでした。

うちの家系は本家ではないし、わたし自身は、名前を残す、ていうのはあまり、というかまったく気にしたことなかったのですが、まあでも、それが、長男の長男、としての思いなのでしょう。

そんなことを思い出したわたしは、昔から、子供が出来るとしたら、絶対女の子だなーと(なぜか)思っていたのですが、これが万が一妊娠だったとしたら、まさか。

まさかの・・・

 

男の子かも!

 

と、ひとりドキドキしてしまいました。

わたしに子供が出来たらきっと溺愛し過ぎる親ばかならぬバカ親になるだろうなと常々思っておりましたが、そのときにイメージするのはいつも女の子でした。まさかの男の子だなんて!

でも、この際どっちでもいいかも!

まぁいま考えたらなんておめでたいおつむなんでしょうと思われても仕方ないとは思いますが、、、従兄のお兄ちゃんの養子問題を思い出したときから、もしももしも本当に子どもが出来たのだとしたら、産む、という選択もあるのかもしれない。ていうか産みたい・・・そんな思いがよぎったのでした。

44歳で妊娠して、45歳で産んだら、その子が成人するころにはあたしゃ65歳だよ!

きっとすごくすごく大変だし、わたしの生活は一変することになるけれど - 生きていけないことにはならないだろうな。

はじめに生理が遅れて妊娠を疑ったときは、でも産めないし、、、という思いと罪悪感しかなかったのですが。

もしも本当に妊娠していたら、産みたい。そんな気持ちに変わっていったのでした。

 


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