オンナを生きるということ。その④
赤ちゃん抱っこで思い出したことがありました。
数年前とあるヨガのイベントに参加したとき、不思議な流れでその主催者たちが住んでいるシェアハウスに滞在することになったのです。
そこには(まるでサンタのようなながぁ~いひげを生やした)アメリカ人のヨギの男性、日本人ヨギーニ(女性)、一時帰国中の、世界中を旅する日本人ヨギーニ(女性)、と、その方たちの知り合いだという女性とその赤ちゃんが住んでいました。
ヨギの男性は、その女性の旦那さんはそのときほとんどおうちに居られなくて、両親とも離れて住んでいて、ひとりで全部することになるけれど、子育てはひとりでしないほうが良いから、ここに呼んだんだよ。お母さんひとりが抱え込むんじゃなくて、たくさんの人に触れられながら育っていけるからね。と話してました。
彼女が育児をしながらでも、自分のこともできるように - 例えばゆっくりお風呂に入れるよう、みんなが赤ちゃんを世話しています。
その子は生後3週間くらいだったかな。ホント、まだ境界線すらちゃんとしてないというか、完全には人間になってないという感じで(笑)。あんなに小さい赤ちゃんとあれだけの時間一緒にいられたのは初めてで、抱っこしているときに、その子のエネルギーにほわんと包まれるような感じでした。あたたかくて、きれいで、気持ちいい。
その子はわたしが抱っこすると、すぐ寝ちゃうの。だから泣くと、ゆうこ頼むー、と、連れられてきて、抱っこするという(笑)。で、また寝ちゃう。不思議だったなぁ。可愛かったなぁ。
なんていうか、三次元的なエネルギーだけではない、うーん、霊界的っていうのかな(幽界じゃなくてね)、いろんな次元とアクセス出来るような感覚だったと思います。新生児のエネルギーのすごさを感じたのでした。
☆
さて、話は病院に戻ります - 婦人科にて問診票を記入して、再度受付へと行きます。
受付の方、生理が来ないんですよねー、と言いつつわたしの問診票をひととおり見て -
受『あぁ、もうそろそろ始まりますものね~♪』
ハ『へ?』
受『いよいよ身体が変わっていくときなんですよ♪』
ハ『あ、そういうこと?え、そうなんですか?いや、それならそれでも良いんですけど・・・』
閉経が近づいてるってこと。
イヤ、良いんですけど・・・
なんでそんなに軽いノリ???
受『では、座ってお待ちくださいね♪』
ハ『はぁ』
暗くならないように、わざと明るくしてるのかしら・・・まぁいいけど・・・と思いながら待つこと10分くらい。診察室に呼ばれて向かってみると、人相悪(そうに見える)おっちゃんセンセーが。
セ『(問診票を見ながら)あー、・・・いよいよ、来ちゃったね!』
ハ『(いやだから、なんでそんなに軽いんだ!)え、そうなんですかー?受付でも同じように言われたんですけど。』
セ『11歳で生理始まってるでしょ?子供産んでないしね。だいたい45歳前後で周期が変わってくる人もいるんだよ。』
ハ『そうなんだ、、、50歳前後なのかと思ってました。』
セ『44歳でしょ?それくらい早い人もいるよー。』
日本人の平均的な閉経時期は50歳前後らしいです。
そしてその前後5年ほどが更年期。でも最近ではプレ更年期と呼ばれるようなものもあるのだそうです。女性の身体は30代後半から卵巣機能が徐々に低下してくるため、そこにさまざまなストレスや睡眠不足、乱れた食生活などが加わって自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れて更年期のような不快症状があらわれるのだとか。
更年期自体は誰にでもあります。
で、その時期にあらわれるさまざまな症状を更年期症状、中でも生活に支障をきたすほど重いものを更年期障害と言います。それがだいたい2割くらいの人にあらわれるのだそう。
だけど、そっか、症状や障害じゃなくても、40代後半に差し掛かってくるころには、そりゃぁ閉経の準備としてはいつ始まってもおかしくないワケね。
ハ『それならそれでも良いんですけどね、妊娠とか病気ではないのでしたら、、、。』
一応そのとき、自分で検査して陰性だったこと、普段の生理の周期、最後に生理が来たタイミング、前回の生理の症状、最後にセ ックスをしたのはいつか、などを話します。
セ『まぁじゃぁ、一応ホルモン検査と、超音波も見てみようかー』
うーん、この台に乗るの・・・10年くらい前にピルを処方してもらうために検査して以来です。あれはダメだったなー、ちょっと飲んでて、あ、これはわたしはダメだわ、、、と思いつつ、当時付き合ってた人とのこともあり、飲んでたのですが・・・飲み始めて、そして飲むのをやめてからもしばらく、肌がめっぽう荒れました。この話をしたのはその当時の彼以外では初めてかも(笑)。
さぁ、そしていよいよ検査です。
セ『あれぇ~、、、結構でっかいのあるよー』
なにがって・・・きっとあれですよね。う○このときに痛い、ヤツですよね。